お中元 マナー

熨斗に関するルール

お中元、お歳暮などで用いる「のし」には、いくつかのルールがあります。

たとえば、「海産物を贈る場合には付けない」というルールがあるのですが、これは原型である「のしあわび」が海産物だからという理由です。ほかにも、ボールペンで書かずに毛筆(または筆ペン)で書くというルールもあります。

よくよく考えれば当たり前だと分かることですが、もし不安があるならば事前に一度確認し、安心できる状態になってから贈るようにしましょう。

送り状(添え状)とは?送り方、書き方の注意点とは?

お中元のマナーの中に送り状(添え状)というものがあります。これは、お中元をおくったことを相手に伝えるための手紙になります。基本的には、お中元の品にあわせて送るものではなく、お中元の品が相手に届く前に、別送で送り状が届くようにしなければなりません。

最近では送り状ではなくメールや電話を送り状のかわりにする人もいますが、送り状はきちんと郵送することをお勧めします。送り状なしに、品物だけを贈ることは失礼とされているため注意してください。

送り状の書き方の注意点はまず、時候の挨拶である相手の健康などを尋ねます。次に本題に入ります。これは日頃の感謝のきもちや品物をおくったこととその品物がいつ到着予定であるかを伝えます。あと、これからも変わらぬお付き合いを書きます。最後に結びの言葉を書きます。

お中元の包装で気を付けることは?

お中元は手渡しで贈るのが基本的なマナーですが、最近ではネット注文して宅配してもらうことも増えてきました。その際には「内熨斗」にするのが一般的です。

内熨斗とは、贈り物の箱に熨斗紙を巻き、その上から包装紙で包むやり方のことです。包装紙で内側に包んでしまうので内熨斗といい、外からは見えないようになっています。

内熨斗にすることで配送時に熨斗紙が破れてしまうのを防ぐことができますが、外熨斗をつけて贈り物であることを明確にした方がいいと考える地域もあります。

お中元で贈ってはいけない品があります

贈り物を選ぶ際には、相手の好みやライフスタイルなどを考えてチョイスしている、という方が多いでしょう。しかし、お中元で贈ってはいけないとされる品物もありますので、知っておきましょう。

ハサミなどの刃物類や履物類・櫛・ハンカチなどが挙げられます。語呂合わせや縁起担ぎ等によってタブーとされている品物ですから、これらを贈ってしまうと相手に対して失礼になってしまうので注意が必要です。

相手が喪中の時は?自分が喪中の時は?

お中元はお祝いごとではなく、日頃の感謝を伝えるものなので、相手が喪中の時でも、自分が喪中の時でも、贈ることは問題ありません。ただし、失礼にならないようにマナーには注意が必要です。

気にしなくても良いとする人もいますが、一般的に49日を過ぎてからの方が良いです。その際、時期がずれてしまう場合は、暑中見舞や残暑見舞にします。また、のしは通常は紅白の水引きのあるものを使いますが、紅白はお祝いごとに使うものなので、白い無地の奉書紙か白い短冊にします。

お中元を手渡しする際に気を付けることは?何て言って渡す?

お中元は風呂敷に包んでいくのがマナーですが、最近は紙袋に入れるケースも多いようです。

手渡しする時の挨拶の例は、
「いつもお世話になってありがとうございます。ほんの気持ちですが、お納め下さい。」

そしてお中元の風呂敷を解き(または紙袋から出して)、一度正面を自分の方に向けて商品を確認し、それから時計回りに180度回して外のしが相手から見て正面になるよう両手で丁寧に渡します。風呂敷や紙袋は中身を出したら持ち帰りましょう。

お中元をもらった際のマナー

電話やEメールでお礼をするとしてら、気を付けることは?

お中元を頂いたらお礼を伝えるのが礼儀です。その際は、お礼状を送るようにしましょう。

ただし最近は、電話やEメールでお礼を伝えるということもあるようです。正式なお礼の仕方ではありませんので、通常以上に細心の気配りで、先方にはご連絡するようにしましょう。

電話やEメールで伝える時に気をつけておきたいのは、まず時間帯を選んで行う事です。Eメールであれば比較的時間帯を気にしなくても良さそうですが、深夜や早朝に送るようなことをしてはいけません。メール音がなるように設定していれば、その音で睡眠を妨げてもいけないからです。

電話をするにしても、相手の生活パターンを予想し、食事の支度時間などの忙しい時間帯に電話を掛けるようなことは慎みましょう。できるだけ相手に迷惑にならない時間帯に気をつけて連絡することが重要です。


お返しは必要?

日頃の感謝を込めて贈るのがお中元ですが、もらった場合には是非ともマナーある対応をしたいと思うことでしょう。お中元、お歳暮のお返しは不要というのが基本的なルールです。

そういったこともあり、お中元のお返しはマナー違反と考えている方も中にはいると言われます。しかし、実際にはお中元にはお返しが不用であるというだけであって、当然お返しの品を贈ることもできるのです。贈る際にはお中元でもらった品よりも値段を抑えた物にするのがよいでしょう。


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